漏洩
2009年 01月 12日
つい最近、元職場からメールが届いた。
どうもワタシあてに郵便物が届いてしまっていたようだ。
お礼とともに廃棄のお願いのお返事を出した。
ありがたいお知らせではあったが、そのついでに病院内部の人事の話までくっついてきていた。
・・・ワタシ、もう部外者なんだけどな。
メールを送ってくれた人はおそらく親切半分、愚痴半分、というところだったとは思うのだが、こういうのって個人情報の一部になるんじゃないのか??と疑問を持ちつつ、その話題には触れずにお返事を書いた。
もうあの職場には戻るつもりはないが、噂話には足を突っ込まないに越したことはない。
きっとワタシのこともあ~でもないこ~でもないと話が膨れ上がっていたに違いない。
先週までの学校の授業は、コミュニケーションだったのだが、その内容というものが以前、マッサージ君に借りた「秘密」という本の中身に似ていた。
悪いことを想像したり口に出したりするとそれが本当になるのだ。
言葉というものは難しい。
きっとメールを送ってくれた人は、「何か他に書くことないかな?」程度の気持ちで送ってきたのだろうが、話題にされた当人たちにとってけして気持ちのいい内容ではなかったのだ。
カナダで暮らしていると英語で生活をしなくてはならないので、どうしてもしゃべる前に話す中身を考えるから、「口は災いのもと」というような発言は少ないが、日本で働いてた時はワタシも同じ穴のムジナだったんだろうな~と思う。母国語での発言はオートマティックなため考えなしに言葉が口からこぼれてしまうことが多いからだ。
他人に対する評価を下す際には、相手の行動、自分の考え、それが正しい判断かどうかをきちんと確かめるための質問を考えながらしゃべるべきなのだが、それを一瞬で考えて口に出すためにはかなりのトレーニングが必要だな~と今回の授業で学んだ。
・・・というか大学の時にもやってはずなんだけど、覚えてないw。
カナディアンの人たちの発言はまっすぐな言葉が多いので、非常に分かりやすくて助かっているが、彼女たちもやっぱり「陰口」を叩くことがある。
マルチカルチャーなお国柄でほかの国の文化を受け入れる国でありながら、その国へやってくる移民の人たちとの格差というのは、思いのほか大きいようだ。
RCAのときからのクラスメイトの子が、「シングルマザーってだけで変な顔をされた」と言っていた。
北米では結婚しないまま子供を持つカップルも多く、結婚もしないから当然離婚にはならないが、別れたらシングルマザーとなるのだ。
それがアジアからの移民の人たちには理解に苦しむのだ。彼女たちにとっては「結婚→出産」という考えしかなく、夫がいない状態で子育て、という発想がないのだ。
同じアジアからワタシも来ているが、長年のESL生活のおかげでなんとなくカナダのそういう風習を見聞きしてるので、「あ~そういう選択肢がこの国では普通にあるのね」くらいにとらえていたのだが、そういう人ばかりではないということである。
でも、そこで「変な顔」をしてしまったのは最大の失敗だと思うのだ。
カナディアンの子も「これがカナダでは結構多いのよ~」くらい付け加えてあげても良かったと思う。
チャイルドユースケアのクラスに戻って、RCAの移民のクラスメイトとカナディアンのクラスメイトの間には大きな壁があることがよくわかった。
お互いに言葉が足らないまま、相手の行動を判断してしまっているのだ。
人間関係って難しいな~と思う今日この頃である。
どうもワタシあてに郵便物が届いてしまっていたようだ。
お礼とともに廃棄のお願いのお返事を出した。
ありがたいお知らせではあったが、そのついでに病院内部の人事の話までくっついてきていた。
・・・ワタシ、もう部外者なんだけどな。
メールを送ってくれた人はおそらく親切半分、愚痴半分、というところだったとは思うのだが、こういうのって個人情報の一部になるんじゃないのか??と疑問を持ちつつ、その話題には触れずにお返事を書いた。
もうあの職場には戻るつもりはないが、噂話には足を突っ込まないに越したことはない。
きっとワタシのこともあ~でもないこ~でもないと話が膨れ上がっていたに違いない。
先週までの学校の授業は、コミュニケーションだったのだが、その内容というものが以前、マッサージ君に借りた「秘密」という本の中身に似ていた。
悪いことを想像したり口に出したりするとそれが本当になるのだ。
言葉というものは難しい。
きっとメールを送ってくれた人は、「何か他に書くことないかな?」程度の気持ちで送ってきたのだろうが、話題にされた当人たちにとってけして気持ちのいい内容ではなかったのだ。
カナダで暮らしていると英語で生活をしなくてはならないので、どうしてもしゃべる前に話す中身を考えるから、「口は災いのもと」というような発言は少ないが、日本で働いてた時はワタシも同じ穴のムジナだったんだろうな~と思う。母国語での発言はオートマティックなため考えなしに言葉が口からこぼれてしまうことが多いからだ。
他人に対する評価を下す際には、相手の行動、自分の考え、それが正しい判断かどうかをきちんと確かめるための質問を考えながらしゃべるべきなのだが、それを一瞬で考えて口に出すためにはかなりのトレーニングが必要だな~と今回の授業で学んだ。
・・・というか大学の時にもやってはずなんだけど、覚えてないw。
カナディアンの人たちの発言はまっすぐな言葉が多いので、非常に分かりやすくて助かっているが、彼女たちもやっぱり「陰口」を叩くことがある。
マルチカルチャーなお国柄でほかの国の文化を受け入れる国でありながら、その国へやってくる移民の人たちとの格差というのは、思いのほか大きいようだ。
RCAのときからのクラスメイトの子が、「シングルマザーってだけで変な顔をされた」と言っていた。
北米では結婚しないまま子供を持つカップルも多く、結婚もしないから当然離婚にはならないが、別れたらシングルマザーとなるのだ。
それがアジアからの移民の人たちには理解に苦しむのだ。彼女たちにとっては「結婚→出産」という考えしかなく、夫がいない状態で子育て、という発想がないのだ。
同じアジアからワタシも来ているが、長年のESL生活のおかげでなんとなくカナダのそういう風習を見聞きしてるので、「あ~そういう選択肢がこの国では普通にあるのね」くらいにとらえていたのだが、そういう人ばかりではないということである。
でも、そこで「変な顔」をしてしまったのは最大の失敗だと思うのだ。
カナディアンの子も「これがカナダでは結構多いのよ~」くらい付け加えてあげても良かったと思う。
チャイルドユースケアのクラスに戻って、RCAの移民のクラスメイトとカナディアンのクラスメイトの間には大きな壁があることがよくわかった。
お互いに言葉が足らないまま、相手の行動を判断してしまっているのだ。
人間関係って難しいな~と思う今日この頃である。
by who54211
| 2009-01-12 07:26
| 人間