変化
2009年 08月 14日
ちょっと前にプライドパレードの話題をしてたのだが、その後、日本にいるGLBTの高校生の子とチャットしてて、感じたことがある。
知らない人がほとんどだと思うのだが、日本でもプライドパレードは存在するのだ。
でも日本では
こんなふうにバスに広告が貼ってあったり、新聞に広告載せたり、テレビで「明日はプライドですね~」などと報道されることはまずない。
日本のGLBTの歴史はワタシたちが考えているより古い。それこそ歴史の教科書に載ってる有名人も「寵童趣味」とか「男色趣味」と呼ばれるいわゆるゲイもしくはバイの存在はいたのだ。
それが明治維新とともに西洋文化が流れ込み、一気に「いけないこと」という風潮に変わったんだろうと想像する。それ以外にもかなりの要素がからんではいると思うが。
バンクーバーはワーキングホリデーや留学生として日本人がたくさん滞在していて、バンクーバーにいるとゲイバーに行ったり、こういうプライドパレードみたいなイベントに参加して楽しむのに、日本に帰ってからはGLBTとの関わりが全くないという人がほとんどだ。
全員が全員そうとは思わないが、「あれはバンクーバーだったから」という考えを持ってる日本人も少なからずいるはずだ。それだけ日本のGLBTの人たちは自分の性的趣向を大っぴらにできないのだ。
日本人のGLBTの人がバンクーバーをはじめとするゲイフレンドリーな土地を安住の地とするのも分かるような気がする。
偉そうなこと書いてるが、実際にじゃ~日本でワタシはなんかしたのかっていうとなんも活動したわけではないんだよね。学校の課題のおかげで日本のGLBTのサポートグループとかちょっと調べる機会があったからわかったようなもので、彼らのためになにかしたわけでもなんでもない。
ただ、個人的に「GLBTは外国だけのもの」とか「テレビの世界だけのもの」とは考えられない。実際に日本のGLBTの割合は他の国と変わらないはずだ。
世間に公表しやすいかしにくいかの差なのだ。
ワタシがチャットした子と知り合うきっかけを作ってくれたゲイ高校生ブロガーの子の日記に「RENT!見てきたんだけど、実際見終わった後にゲイやレズビアンがキスしてるのを見ると嫌悪感を覚えられるのかな?」という文章があった。
「RENT!」に限らず、だいぶこういうセクシャルマイノリティについて触れている映画やドラマが日本でも公開されるようになったが、それがセクシャルマイノリティについての教育を進めてるとは思えない。逆に変な偏見をさらに植え付けてる可能性もある。
欧米では「それは個人の趣味だから」という考えが強いので、「みんな一緒がいい」という考えが強い日本では難しいのかもしれない。でも、少なからず、コーヒーが好きな人と紅茶が好きな人と両方とも大好きな人がいるように、性的趣向も人それぞれであることを覚えておいてほしい。GLBTは病気ではない。特にゲイ、レズビアン、バイセクシャルに関しては、自分の身体的性はそのまま受け入れているのだから。単純に生産性が伴わないというだけだ。
ほんのちょっとしたことでもGLBTに対する誤解や偏見がなくなっていく社会にいつか日本もなっていけばいいなと思った出来事だった。
・・・余談だが、RENT!、バンクーバーでもやってるんだよね~。タイミング合ったら見に行きたいんだけどな~。行けるかな~?
知らない人がほとんどだと思うのだが、日本でもプライドパレードは存在するのだ。
でも日本では
こんなふうにバスに広告が貼ってあったり、新聞に広告載せたり、テレビで「明日はプライドですね~」などと報道されることはまずない。
日本のGLBTの歴史はワタシたちが考えているより古い。それこそ歴史の教科書に載ってる有名人も「寵童趣味」とか「男色趣味」と呼ばれるいわゆるゲイもしくはバイの存在はいたのだ。
それが明治維新とともに西洋文化が流れ込み、一気に「いけないこと」という風潮に変わったんだろうと想像する。それ以外にもかなりの要素がからんではいると思うが。
バンクーバーはワーキングホリデーや留学生として日本人がたくさん滞在していて、バンクーバーにいるとゲイバーに行ったり、こういうプライドパレードみたいなイベントに参加して楽しむのに、日本に帰ってからはGLBTとの関わりが全くないという人がほとんどだ。
全員が全員そうとは思わないが、「あれはバンクーバーだったから」という考えを持ってる日本人も少なからずいるはずだ。それだけ日本のGLBTの人たちは自分の性的趣向を大っぴらにできないのだ。
日本人のGLBTの人がバンクーバーをはじめとするゲイフレンドリーな土地を安住の地とするのも分かるような気がする。
偉そうなこと書いてるが、実際にじゃ~日本でワタシはなんかしたのかっていうとなんも活動したわけではないんだよね。学校の課題のおかげで日本のGLBTのサポートグループとかちょっと調べる機会があったからわかったようなもので、彼らのためになにかしたわけでもなんでもない。
ただ、個人的に「GLBTは外国だけのもの」とか「テレビの世界だけのもの」とは考えられない。実際に日本のGLBTの割合は他の国と変わらないはずだ。
世間に公表しやすいかしにくいかの差なのだ。
ワタシがチャットした子と知り合うきっかけを作ってくれたゲイ高校生ブロガーの子の日記に「RENT!見てきたんだけど、実際見終わった後にゲイやレズビアンがキスしてるのを見ると嫌悪感を覚えられるのかな?」という文章があった。
「RENT!」に限らず、だいぶこういうセクシャルマイノリティについて触れている映画やドラマが日本でも公開されるようになったが、それがセクシャルマイノリティについての教育を進めてるとは思えない。逆に変な偏見をさらに植え付けてる可能性もある。
欧米では「それは個人の趣味だから」という考えが強いので、「みんな一緒がいい」という考えが強い日本では難しいのかもしれない。でも、少なからず、コーヒーが好きな人と紅茶が好きな人と両方とも大好きな人がいるように、性的趣向も人それぞれであることを覚えておいてほしい。GLBTは病気ではない。特にゲイ、レズビアン、バイセクシャルに関しては、自分の身体的性はそのまま受け入れているのだから。単純に生産性が伴わないというだけだ。
ほんのちょっとしたことでもGLBTに対する誤解や偏見がなくなっていく社会にいつか日本もなっていけばいいなと思った出来事だった。
・・・余談だが、RENT!、バンクーバーでもやってるんだよね~。タイミング合ったら見に行きたいんだけどな~。行けるかな~?
by who54211
| 2009-08-14 00:42
| 人間