人気ブログランキング | 話題のタグを見る

タイトルは常に漢字二文字にこだわっただけの日記。  *広告目的のコメントはwho54211の判断により消去・ブロックさせていただきますのであしからず*


by who54211

延長

さて、勝負の朝であるが、シアトルは大雨。
そんな中を一応セミフォーマルな格好(ブラウスにスカート、ちゃんとストッキング履いて革靴)で歩く。数分で「・・・・雨の馬鹿」とつぶやく始末。

7時にチェックアウトして、Seattle's Best Coffeeでマフィンと冬季限定のシュガーラテを朝ごはん。StarBucksが領事館と同じ建物の中にあるのだが、そこはフードコートの中なので何となく嫌だったからお向かいの建物にあったSeattle's Best Coffeeに入ったのだが、そこでよくしゃべるフィリピン系のおばちゃんにず~っと話しかけられていた。

そのおばちゃんのおかげで、退屈することなく、領事館が開く時間にちょうどお店を出ることができた。

毎度おなじみの警備のおじちゃんの命ずるままに、荷物をX線に通し、金属探知機のゲートをくぐる。
不覚にもMP3プレイヤーがコートのポケットに入ったままだったので、再通過を求められてしまった・・・。

そして番号札を取った。今回は「6番」。
すぐにシアトル領事館にあるチェックリストの記入をはじめ、ついでに履歴書に載せた学歴と食歴を書き写す。受付のあとに別の書類を渡されて書かなくちゃいけないからだ。

8時に受け付けが始まり、15分ほどでワタシの番号が呼ばれた。
受付ですべての書類を渡し、「前回却下されたときと同じ雇用主か?」と聞かれ「そうだ」と答えた。

さらに20分ほど待って会計を済ませる。

今回は本はやめて、数独をずっと解いていた。本は結局集中して読めないから頭に入ってこず意味がないのだ。

10時になり、面接に呼ばれた。
今回の面接官は金髪白人の若いおねーちゃんだった。

「How are you?」と聞かれたので「ナーバスだ」と正直に答えると「深呼吸しなさい」と優しい。

その後「どうしてそんなにナーバスなのか?」と聞かれたので「前回一年以上の学校通いと5年以上理学療法士としての職歴があったのに却下されたから」というと、「なるほど」と納得していた様子だった。

今回の面接では、「具体的に職場で何をしていたのか」「こういうケースの場合、どうやって家族に介護の教育をしていたのか」「こういうケースでは排泄のときにどうするのか?」など、具体的な知識を聞いてくることが多かった。

そして最後に「学校教育はやはりトレーニングとしては認められないけど、アナタの職歴は十分にLive-in caregiver として適切です。ただ、ケアギバーとなると、教えることよりもアナタがやらなきゃいけないことはわかってるわよね?」と確認された。

「じゃ~書類作るけど、アナタのお給料、安すぎるから交渉したほうがいいわよ。それから、絶対残業したら残業手当もらってね」とそんな心配までしてくれた。

印象として、今回の面接官、この制度についてしっかり知ってる人だったなと思う。
面接始める前にすべての書類に目を通し、質問を前もって作っていた感じだった(前のじーちゃんはその場で確認しながらだったし、ケアに関しても質問はまったくなかったんだよね)。

その後待っていると、また面接室に入れ、と呼ばれる。
ここで悪夢が蘇る。2年前学生ビザを申請したときに再度呼ばれて、ビザが出なかったことがあるのだ。

恐る恐る面接室に入ると、別の係員の人が二人。

「6番の人?じゃ~これ書類。国境に行ったら最初に会うオフィサーにこれとパスポート渡してね」

・・・ビビらせないでよ~~~~~~~。

と、ほどなく11時にすべての作業を完了したので、バス会社に行って早い便のバスに変えてもらう。

やれやれ。でもこれで終わらないのがワタシである。

~続く~


にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 移住生活へ
にほんブログ村


ブログん家

by who54211 | 2009-11-20 15:56 | 報告