タイトルは常に漢字二文字にこだわっただけの日記。  *広告目的のコメントはwho54211の判断により消去・ブロックさせていただきますのであしからず*


by who54211

昇天

青空が広がっていた。
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クライアントさんを火葬するために、バンクーバー市内にある火葬場へ赴いたワタシたち。
密葬のため、そして火葬という習慣になじみが無い北米なので、集まったのはごくごく身内だけ。
お葬式なので写真を撮るのは...と思っていたのだが、雇用主さんに「記録を残して欲しい」とお願いされたので、途中まではワタシのIphoneで、その後は遅れて到着した雇用主さんの息子さんのお嫁さんの一眼デジカメで、ワタシは葬儀カメラマンとなった。
ただ、集合写真は撮らず、お別れをするシーンだけ。

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11時過ぎた頃に、火葬場内のチャペルに安置されたクライアントさんの棺を、葬儀屋さんが開けてくれた。

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ワタシは自分が作ったコサージュを、雇用主さんが最後のブラッシングをしてあげて、身だしなみの準備は完了した。

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ワタシも最後のお別れをしたのだが、ほんとに冷たい以外は、眠ってるような安らかな死に顔だった。

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ヒンズー教の教えに則って、ギイ、ご飯と小麦粉、バンクーバーの海の水(ほんとはガンジス川の水を入れるべきなのだが、クライアントさんがどこに保管してたのか分からなかったのだ)、そしてサンダルウッドを一緒に燃やすのだそうだ。そしてお葬式の喪主にあたるクライアントさんの息子さんは全身白尽くめにするのが正装なんだそうだ。右側にあるのはお手紙。ワタシも一通したためた。日本語でワタシの感謝の気持ちを精一杯詰め込んだ。

仏教では焼香を(ヒンズー教でもほんとはするらしいけど)、キリスト教では献花をするのが普通だが、クライアントさんには個人的なお別れだけ。

そしてインドとイギリスから同時に国際電話。
ヒンズー教のお経であるサンスクリット語の曼荼羅をクライアントさんの姪にあたる人が電話越しに謳ってくれたのだ。
その後でキリスト教のグレースを唱え(ワタシはさっぱりわからなかったのだが)、12時丁度に出棺。

日本と違い、骨を拾う習慣はないので灰は後で取りに行くらしい。

ワタシはとても素敵なお葬式だったと思う。
ただ、その後、雪と雹が降ってきた。日本ではお葬式に雪が降ると故人の後悔を象徴するというが、クライアントさんもそうだったのだろうか?

今はただ安らかに眠ってくれることをこころから祈る。
2年間、ワタシの移民申請のためにがんばってくれてほんとにありがとう。

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by who54211 | 2012-03-22 12:29 | 人間 | Comments(0)