タイトルは常に漢字二文字にこだわっただけの日記。  *広告目的のコメントはwho54211の判断により消去・ブロックさせていただきますのであしからず*


by who54211

親心

ワタシは妊娠がわかったときから、なるべくカフェインを避け、薬を避け、お酒は完全に断っている。
なるべく良い環境を胎児に提供するためなのだが、まぁ世の中そういう人だけではない。

ワタシがLive-inでお世話させてもらっていたおじーちゃんには、養子さんと養女さんがいた。
養女さんのほうは定かではないが、養子さんのほうは、実の母親さん、アルコール中毒だったらしく、妊娠中もお酒をやめることはなかったのだそうな。
それが影響してるのかどうかはわからないが、この養子さん、いまだになんとなくモラトリアムな人である。

さて、今現在お掃除に行ってる家の一軒は、フォスターケア、日本で言う里親さんをしている。
何人これまで育て上げてきたのか良く知らないのだが、現在里親として育てているのが19歳の揺さぶられっこ症候群の男の子、15歳と8歳の胎児性アルコール症候群の男の子たちである。
15歳の子はユダヤ人の血統だったらしく、現在は養子に入っているらしいのだが、里親としてお世話を始めるときに、きちんとソーシャルワーカーから「母親はアルコール中毒だった」と説明を受けていたのだそうだ。
ただ、この子には早期介入をしなかったのだそうだ。里親のお母さんが「そうやっておかしいと決め付けるのは良くない」と言う方針だったらしい。
この子は、基本的には悪い子ではないと思うけど、やっぱりなんとなく生活行動がおかしい。朝起きられないのは十代にはよくあることだが、起きられないどころか、本当になかなか昼夜逆転が治らなかった。何をしてもまったく起きなかったのだ。
まぁその他いろいろバンクーバーならではの悪いものにも手を出してるし、部屋はものすごいことになってるし(服とかが散らかってるだけなら分かるけど、食べ物が食い散らかされてるのには閉口である)、かばんの中からチキンウイングのカビたのを見つけたときは悲鳴を上げようかと思ったくらいだ。

こういうことがあったので、里親のお父さんのほうが、8歳の男の子をお世話し始めたとき、お母さんの反対を押し切って最初から専門機関にかかることを決めたのだそうだ。
そんなお父さんに今日言われたのが

「君はそうやってちゃんと赤ちゃんに気を配っていろんなものを我慢している。あの子が生まれてから、もし自分がぶったりけったりしたら、虐待で警察に捕まるのに、胎児に一番大切な時期にお酒もドラッグもやめなかった実の母親が罰せられないのは解せない」

妊娠が分かった瞬間から子育ては始まっているのだ。そういう意味では妊娠中の胎児に悪影響を与える行動はやっぱり虐待だとワタシも思う。

願わくば、お父さんの努力が実って、8歳の男の子がアルコール胎児症候群の影響をあまり受けずに大人になってくれるといいな。



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Commented by みにお。 at 2015-03-20 17:55 x
ほんと、産婦人科でも確認できるだろうに。

子供できたとたんに
これまでにはないお腹の子供と自分の身を守る本能みたいのって
自然に湧いて出てくるもんだと思ってたんだけど
そうじゃない人がいるのよね、この世の中…。

子供たちの明るい将来を願います。
Commented by who54211 at 2015-03-23 08:06
>みにお。さま
ファーストネーションの人たちは独自の文化があるとは思うんだけど、子孫を残すっていうのは動物の本能だからやっぱり手をかけてあげようと考えはあると思うんだけどね。
歴史的に迫害され続け、偏見に見舞われ続けてる人たちではあるんだけど、だからと言ってお酒やドラッグに逃げるのはどうなのか、とお酒やドラッグに逃げなくても大丈夫な私たちは思うんだろうね。
圧倒的にファーストネーションの子供に多い胎児性アルコール症候群や胎児性ドラッグ症候群。自分を慈しむのと同時に子供も慈しむのが母性なら、起きることがないのにね。
そういうのに負けずに生まれてくる子供たちだから、きっと強いんだろうけど、そういう問題に影響は必ず受けるわけでさ~、難しいわ。
by who54211 | 2015-03-20 05:16 | 人間 | Comments(2)