タイトルは常に漢字二文字にこだわっただけの日記。  *広告目的のコメントはwho54211の判断により消去・ブロックさせていただきますのであしからず*


by who54211

世代

ワタシは息子くんにどこであってもおおむね日本語で話をしている。
そうすると、時々「日本語だ!」とわかる人は、「日本人ですか?」と聞いてくる。

今日は、リトミックが木曜に移動になったので、グランビルアイランドにあるFalse Creek コミュニティセンターのトドラージムへ。
ここのは3時間$1という格安!場所もそんなにひろくないので、息子くんがどこで遊んでても目が届くのがいい。

ちょっと開始時刻が遅れていたので、体育館の入り口で待ってたら、同じように待ってたお孫さんを連れてきてる老夫婦がいた。
息子くんに「まだ開いてないねー」と話していたら、おばあちゃんの方に話しかけられた?

「日本人ですか?」

話をしていたら、彼女は日系3世、つまり、「鮭といくらで稼ぎに行くぜ!」とカナダに勇んでやってきた移民第一世代を祖父母に持つ人のようである。
イコール、おそらく第二次世界大戦中、少なくともご両親は迫害を受けていたのだろう。日本語はなんとなく聞き取れるけど、ほぼ話せない、ということだった。

「自分のルーツを違う土地で子々孫々へ伝えていくことはとてもすごいことだと思う」

とおっしゃっていた。彼女自身のご両親は日本人のようで、彼女の旦那さんは白人さんだった。でも

「うちの息子もだからHapaなのよ。だから孫もそう」

と満足気におっしゃっていたのが印象的だった。彼女自身はやはり両親が日本語教育をあきらめてしまい、彼女も再度学校に行ってまで学ぼうとは思わなかったそうだが、やはり日本語を話しているお母さんたちを見ると嬉しいんだそうだ。自分がしゃべれなくても、自分と同じルーツの人間がいるってわかるからかなぁ・・・。

ワタシは初めてこれだけ高齢の日系三世の人に会った。周りに日系二世の友達が何人かいるので、その子供は自動的に3世なわけだが、ちょっと違うよなぁ・・・。

カナダで暮らしていると、ほんとに様々な背景を抱えた人たちがたくさんいるのだが、日本で暮らしてた頃は、「日本人である」ということに対して特に何も思わなかった。これだけいろんな人種が混ざってると、自分の背景について考えることがある。

ワタシもNigelも「母国」がある。息子くんが大きくなった時にワタシたちの母国についてどう思うのかは分からないけど、彼にとっての母国はここ「カナダ」である。だからこそ、カナダ人であることも日本とイギリスから来た両親がいるってことも別に特別なことではない。
移民したワタシたちからすると、ここは「家族を作る場所」になったが、母国という感覚ではないんだよなぁ・・・。日本に行くときは「帰国します」っていうしね。

彼女の息子さんが「日本人のルーツを持つ」ことに対してどう思ってるのかは分からないけど、少なくとも彼女は、Hapaな息子さんを育てたことを誇りにおもっているようで、だからこそお孫さんもかわいくてしかたないのだろう。

うちの息子くん、日本語少なくともしゃべり続けてくれるといいな。ま、少なくとも今のところ興味を持ってくれててありがたい限り。



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by who54211 | 2017-10-26 14:18 | 人間 | Comments(0)