人気ブログランキング | 話題のタグを見る

タイトルは常に漢字二文字にこだわっただけの日記。  *広告目的のコメントはwho54211の判断により消去・ブロックさせていただきますのであしからず*


by who54211

放送

「sex TV」という番組があるのだ。

英語のsexはいわゆる性交渉の意味もあるが、性別の意味もある。
この番組で取り上げているsexは性交渉のほうだ。18禁の表示がついているのである。

だからといってこの番組を見ると性的に興奮するのかっていうと、そういう人は稀だと思う。

なぜならばこの番組で取り上げている内容は、どちらかというと性教育とか性にたいする文化だからだ。確かに時折入る画像はショッキングな内容であることもある(こっちって性器にモザイクをかけるっていうことをしないからねぇ・・・。丸見えなのです。しかも大体毛を剃ってるし・・・)が、語られている内容はオオマジメなことが多い。どうしてアダルトビデオの俳優になったのか?とか切断患者の性とか、性転換者の苦悩とか、そういうことを取り上げていることが多いのだ。
で、昨日のエピソードの一つが日本の性教育のレベルの低さだった。

日本はG8のなかで唯一HIV感染者の数が増加している国である。
性に対するイメージがどうしても負に偏りがちで、おおっぴらに語られることが少ないお国柄のような気がする。

だからと言って無計画に性交渉をしていいってわけでもないんだが・・・。はて???

歴史的に見ても日本に性的な文化がなかったわけではないと思う。遊郭なんかは相当歴史が長いはずだし、ソープとかもほかの国には存在しないんじゃないのか??ただ、逆にいうと「お金払えば、何してもいいんでしょ?」という考えが根付いているのかもしれない。

昨日の番組のなかで、なんども出てきた日本語がある。もちろんこのプログラムは英語の番組なのだが、その単語は英語には存在しない。

「enjoーkosai」「enko」

「援助交際」という日本語が、カラオケに続いて英語になりつつあるのだ。
トロント大学の教授が、「これは言い方をよくしただけで、結局は十代の娼婦ということだ」と説明していた。

もちろんこっちでもそういう趣味の人がいないわけではないと思うが・・・。

買うほうにも問題があるが、売るほうも数を競ったり、手っ取り早く収入を得られるからという理由だけで性行為に至るわけである。リスクを知らないって怖いことだ。
(もちろんそんな女性ばっかりではないと思うが・・・)

人間は動物のなかで唯一性行為を楽しむ事ができる存在なのだ。だからこそ性が売り物になるわけなのだが・・・。

なまじ自分の国が取り上げられてるだけに、いろいろと問題が頭をめぐった土曜の夜・・・。
by who54211 | 2007-08-13 00:25 | 関心