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タイトルは常に漢字二文字にこだわっただけの日記。  *広告目的のコメントはwho54211の判断により消去・ブロックさせていただきますのであしからず*


by who54211

解放

昨日、mixiのニュースで「台風愛知県に直撃」というヘッドラインを見て、慌てて母親にメールしたら

「まだ警報歯出てます我通り過ぎました。昨日は保育園泊まりでした(確か日本は朝7時過ぎだった)」

最初の一行を見て「???」と思ったが、どうやらうちの母は一通り文章を打ち込んでから一斉変換する癖があるようだ・・・。そして娘だと思って読み返しもせずに送ったんだろう・・・。

特になにも実家には被害がなかったらしく、安心したが、30年以上保育士をしている母が、保育園に泊まり込んだのはこれが初めてじゃないだろうか・・・。少なくともワタシが実家で暮らしていた18年間にそういうアクシデントはなかったと思う。愛知県がいつから暴風域に入ったんだか知らないけど、お迎えに来れないお母さんとかいたんだろうか・・・。だとしたら子供もかわいそうだよな~。多分お風呂もあるし、布団はお昼寝用のがあるから寝る場所には困らないんだろうけどそれでも家じゃないってのはやだよな~。

とにもかくにも、自然災害は恐ろしい。備えは必要だな~と思う今日この頃である。

さて、日本が台風からの交通麻痺から復旧している間、ワタシは朝からIELTSのテストを受けていた。

まぁまず最初に受付なのだが、どれだけ人が待っていようと、時間になるまでは絶対始めない。大体IELTSって受験者ほとんどアジア人なのでみんな早めに来るのだ・・・。受付前で今か今かと待つ。

受付を済ますと今度は荷物を預けるのだ。
TOEFLは自分の荷物はコンピューターの下に置いておいた記憶があるが、IETLSは受験者全員一か所に荷物と上着を預ける。一応受験者の手引きに「テスト会場には鉛筆と消しゴム以外持ち込めません」と書いてあり、荷物を預けることも記載してあったが、持ち込む鉛筆にも規制があり、一文字でも何か書いてあると持ち込み禁止で、ワタシも持って行った太宰府天満宮鉛筆はダメだとクラークで言われ、そのうえ消しゴムのケースまでその場で捨てられてしまった(捨てなくてもいいと思うのだが・・・)。

問題は、これらのルールをクラーク担当全員が把握してなかったことである。たまたまワタシの担当者は詳しい人だったので、そのあと会場に入るときになにも問題なかったのだが、受験者によってはポケットに鍵入れっぱなしだったりとか、コイン入れっぱなしだったりだとかして「もう一回クラークに行け」と言われていた。笑っちゃったのが一人携帯電話を持ち込もうとしてた中近東の若いお兄ちゃんがいて、「いや持ってっていい、って言われた」となかなか引き返そうとしなかったことと、「シャワー浴びてそのままきたから帽子を取れない」と言い張ってた南米系のおにいちゃんであるw。会場係の人に食ってかかってたのだが、そこはしっかり拒絶されていた。

まぁこの人たち以外にも会場の受付でいろいろと捨てられたり外されたりしてる人はかなりいた。

ワタシはmidoriさんのアドバイス通り飴を一つ口に入れていたのだが、特に何も言われず、誕生日だけ聞かれてすんなり。

すったもんだしてる人がかなりいたため、テスト開始時刻になっても会場に入れない人が結構いて、リスニングテストが始まったのは予定時刻から15分経過していた(その間じっと座って待っているのだ・・・。ワタシが会場入りしたのは8時半少し前・・・)。

前回テストを受けたときのことはほとんど覚えてないのだが、IELTSは、途中にトイレ休憩すらない。TOEFLは確かライティングの前に15分休憩があった。でもIELTSはトイレに行きたいときはリーディングかライティングの最中に行くしかない。そのタイムロスはもちろん補充されない。日頃トイレが近いワタシは、その説明を聞いてちょっとおののいた・・・。

さて、肝心のテストだが、たぶん、今回ワタシはラッキーだったと思う。思いのほかすんなり問題が頭に入ってきた。テストのテクニックの勉強は付け焼刃だったが、1年以上の専門学校でのカナディアンとの学校生活で思いのほか英語力そのものが伸びていたようだ。特にリスニングは驚くほどできてびっくりした。リーディングも3つあった文章のうち二つは専門学校で似たようなものを読んだ記憶があった。

ライティングはまぁ・・・練習しなかったからいいw(よくないってw)。とにかくそれなりに形にして書くだけ書いた感じである。

そしてお昼になるわけだが、テスト開始そのものが遅れていたため、終わったのが12時半近かったのだ。この時点でワタシの膀胱は限界・・・。とにかくトイレであるw。そして荷物を受け取りにまた走る。

スピーキングは、1対1の面接なのだが、時間帯だけ貼りだしてあって、教室がどこだか書いてない・・・。6年前は確か教室と地図が貼ってあったような気がするんだが・・・。
とりあえず13:20と二番目に早い時間帯に面接が設定してあったので、お昼は終わってからにしようとテストの順番が貼ってある掲示板のそばでぼんやり待つ。すると「午後の受付は12:50~」という表示が出された。

そして、「まず13時に面接の人並んでください」と言われた。

SFUのバンクーバーキャンパスは、構造が複雑でまるで迷路のように入り組んでいる。おそらく、迷子になる受験者が多かったのだろう。時間帯ごとに受付を区切って係員がエスコートするシステムに変わっていた。で、またここでも荷物を預けるのだ・・・。面接官目の前にしてどうやってカンニングするってんだ?と思ったが、ルールはルールなので仕方ない。

13時の人が終わったらすぐワタシの時間帯も呼ばれるのかと思ったら、係り員たち、ご飯食べ始めるし・・・w。

で、しばらくしてやっと呼ばれ、教室に案内されると、ちょうど前の受験者の面接が終わったところだったが、呼ばれるまでは入っちゃいけないので、教室の前にあるイスで待つ。

このスピーキングテスト、面接形式ではあるが、会話をするわけではなく、面接官に与えられた質問にどれだけ適切に長く、且つ複雑な文章形態で答えられるか、を見ていると思う。なので「休日なにをしてますか?」と言われたら「土曜は働いてることもありますが、日曜はなるべく外へ出て、ハイキングを楽しんでます。これからは雨なので難しいですが夏の間は素晴らしい景色と天気を堪能してました。」というのをこんなところに行きましたよ~なんていうエピソードも交えながらひたすら一人でしゃべるのだ。

一番の難関は、「与えられた課題に1-2分間自分の考えを述べなさい」というものである。
ワタシの問題は「どこでも住めるとしたらどこに住みたいですか?次の3つの要素:国の名前、魅力はなにか?、どんな仕事をそこでしたいか?を必ず含めてください。」というものだった。

この問題、TOEFLのスピーキングでも結構よく出るモノである・・・がまさかIELTSで出るとは思わなかった。思わず「カナダ以外で、ですか?」と聞いてしまったw。

面接官は時計を見ているので時間になったら止めてくれるかな~と思ってたのだが、しゃべってもしゃべってもストップをかけてこない。しまいに「これらがワタシの理由です」と〆てしまったw。
時間測ってしゃべる練習くらいしとけばよかった・・・。時間感覚って緊張してるとまったくわかんないんだよね~。もっとゆっくりしゃべればよかったかな~。

ま~なにはともあれ終わったからいいの。
明日には友達も来るし♪おいしいもの食べよ~っと(って全然バンクーバーのおいしいお店を知らないのだが・・・。ガイドにならんな、ワタシ・・・)。


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by who54211 | 2009-10-09 09:02 | 報告