契機
2010年 01月 31日
オリンピックまであと2週間・・・。
相変わらず雪のないウエストバンクーバー。果たして上村愛子ちゃんは無事にサイプレスで滑れるんだろうか???
さて、日本選手団の旗手がだれなのか分からないが、カナダの選手団の旗手はわかるワタシであるw。
今朝の新聞一面は彼女だった。
スピードスケートのClara Hughesという選手。
この人、日本の橋本聖子さんのように夏のオリンピックでもメダルを獲っているというつわものである。というか橋本さんみたいな人がのんびりなカナディアンにいたことにびっくりしたw。
昨日、ニュースでスピードスケートの会場になるリッチモンドオーバルで取材を受けていたが、彼女がスケートを始めたのは、16歳のときだったそうだ。割りと遅いスタートだったのだが、立派なオリンピアンである。
現在37歳の彼女。ウィニペグ生まれの彼女は16歳のときにカルガリーオリンピックを見て、スピードスケートを始めたという。それまでの彼女はいわゆる「素行の悪い子」だったのだそうだ。授業はサボるは、マリファナやるわの手のかかる子だったのが、スピードスケートを始めるとともにメキメキと頭角を現し、立派なアスリートに成長したのだそうだ。
ユースワーカーの勉強してた時によくインストラクターに言われたのだが、「子供はヒマになると誘惑に負ける」のだそうだ。彼女もスケートに出会って変わった。それまで彼女は何もない日常が退屈だったのだ。
もう一人紹介したいカナディアンのオリンピアンがこの人、クロスカントリースキーのBrian Mckeever。こうして写真を見ると普通のおにいちゃんだが、この人は、もともとパラリンピックの選手である。視覚障害者なのだ。
体育系一家に生まれたBrianがクロスカントリーを始めたのは3つのとき。数々の大会で優勝し、世界ジュニアを制したほどの実力者。でもその世界ジュニアで自分の順位が見えないことに気がついた彼は、非常に稀な遺伝性疾患を持っているということを医者から通告される。そしてパラリンピアンとなったのだ。
だが、パラリンピックで敵なしの彼。しかも彼の行っているクロスカントリーはクロスカントリーの中でもラインに沿ってスキーするというもので、他の視覚障害者向けの競技のようにガイドを要しない競技なのだ。特別な道具ではなく一般選手と同じ道具を使い、そしてタイムもけして他のオリンピアンに引けを取らない結果を残していた。
カナダのオリンピック委員会は彼を強化選手としてだけではなく、正選手としてこのバンクーバーオリンピックに迎える。
もちろん彼はオリンピックを終えたらパラリンピックにもそのまま出場するのだ。
ワタシ、こういうニュース見るとうれしくなる人である(単純w)。
なんだかんだと楽しみにしてたりする今日この頃・・・。
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相変わらず雪のないウエストバンクーバー。果たして上村愛子ちゃんは無事にサイプレスで滑れるんだろうか???
さて、日本選手団の旗手がだれなのか分からないが、カナダの選手団の旗手はわかるワタシであるw。
今朝の新聞一面は彼女だった。
スピードスケートのClara Hughesという選手。
この人、日本の橋本聖子さんのように夏のオリンピックでもメダルを獲っているというつわものである。というか橋本さんみたいな人がのんびりなカナディアンにいたことにびっくりしたw。
昨日、ニュースでスピードスケートの会場になるリッチモンドオーバルで取材を受けていたが、彼女がスケートを始めたのは、16歳のときだったそうだ。割りと遅いスタートだったのだが、立派なオリンピアンである。
現在37歳の彼女。ウィニペグ生まれの彼女は16歳のときにカルガリーオリンピックを見て、スピードスケートを始めたという。それまでの彼女はいわゆる「素行の悪い子」だったのだそうだ。授業はサボるは、マリファナやるわの手のかかる子だったのが、スピードスケートを始めるとともにメキメキと頭角を現し、立派なアスリートに成長したのだそうだ。
ユースワーカーの勉強してた時によくインストラクターに言われたのだが、「子供はヒマになると誘惑に負ける」のだそうだ。彼女もスケートに出会って変わった。それまで彼女は何もない日常が退屈だったのだ。
もう一人紹介したいカナディアンのオリンピアンがこの人、クロスカントリースキーのBrian Mckeever。こうして写真を見ると普通のおにいちゃんだが、この人は、もともとパラリンピックの選手である。視覚障害者なのだ。
体育系一家に生まれたBrianがクロスカントリーを始めたのは3つのとき。数々の大会で優勝し、世界ジュニアを制したほどの実力者。でもその世界ジュニアで自分の順位が見えないことに気がついた彼は、非常に稀な遺伝性疾患を持っているということを医者から通告される。そしてパラリンピアンとなったのだ。
だが、パラリンピックで敵なしの彼。しかも彼の行っているクロスカントリーはクロスカントリーの中でもラインに沿ってスキーするというもので、他の視覚障害者向けの競技のようにガイドを要しない競技なのだ。特別な道具ではなく一般選手と同じ道具を使い、そしてタイムもけして他のオリンピアンに引けを取らない結果を残していた。
カナダのオリンピック委員会は彼を強化選手としてだけではなく、正選手としてこのバンクーバーオリンピックに迎える。
もちろん彼はオリンピックを終えたらパラリンピックにもそのまま出場するのだ。
ワタシ、こういうニュース見るとうれしくなる人である(単純w)。
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by who54211
| 2010-01-31 06:19
| 人間