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タイトルは常に漢字二文字にこだわっただけの日記。  *広告目的のコメントはwho54211の判断により消去・ブロックさせていただきますのであしからず*


by who54211

年月

4月が年度初めではないカナダで暮らしているのだが、なぜか最近5月病の気が・・・。
うつうつうつうつ・・・。忙しいせいかな~とも思うのだが、原因がはっきりしない。

そういう時はやっぱりハッピーエンドな映画に限る。

年月_f0129786_2463474.jpg「Letters to Juliet」はず~っと予告を見てて、すっごく見たかったのだ。あんまりロマンチックな映画は映画館で見ないほうなんだけども、この映画は絶対見たかった。
日本でも上映になるのかな~。

もともとはイタリア・ベロナでジュリエットの家に毎日貼り付けられる恋愛に関する悩み相談のお手紙に対して「ジュリエットの秘書」と称するボランティアの人々の活動をつづった本が原作。映画は、このボランティアにたまたま出会ったアメリカ人のジャーナリストの卵、ソフィが50年前に投じられてずっと発見されずにいた手紙を発見することによって展開される。

ソフィには婚約者がいるのだが、その婚約者というのがいわゆる仕事バカ。イタリア料理のシェフなのだが、自分の店の開店を前に、イタリアで食材調達のルートを探すために婚前旅行と称しソフィとイタリアへやってくる。でもこの婚約者は仕事ばっかり。ソフィはその食材探しにはあまり興味がないのだ。で、別行動をしているときに「ジュリエットの秘書」たちと出会う。

そして偶然発見する50年前に書かれた手紙。イギリスからイタリアへアートを学んでいる間に恋に落ちたクレア。恋い焦がれた相手とまた会うべきかどうか悩み、手紙をつづったのが50年前。そしてジュリエットの秘書となったソフィが「いくつになっても関係ない。絶対に『遅すぎた』なんてことはない」と恋人を探すべきだという返事を書き、その手紙を受け取ったクレアは、孫息子のチャーリーとともに再度イタリアを訪れるのだ。

このチャーリーはロマンチシズムのかけらもへったくれもなく、「なんで今更ばーちゃんをかきたてるような返事を書いたんだ??」と文句たらたら。そんなチャーリーは小さいころ、両親を事故で失い、祖父母に育てられた経歴を持つ根っからのばーちゃん子なのだ。

そんなてんやわんやののち、3人でクレアの運命の人であるロレンゾを探す旅に出る。旅の途中、喧嘩しながらお互いに引かれあっていくソフィとチャーリー。でもソフィは婚約中の身。お互いに引かれあいながらもなかなか近づくことはできない。

そしてソフィの旅の終わりが近づき、クレアの思いつきで訪れたワイナリーで奇跡が起きるのだ・・・。

なにが良かったって、クレアの恋人・ロレンゾがやったらかっこいいおじーちゃんだったってことであるw。
年月_f0129786_313396.jpg
ちょっと調べたらこのロレンゾ役のフランコ・ネロとクレア役のヴァネッサ・レッドグレーブは実生活でも夫婦で、しかも結婚して別れて、40年後にまた仕事で再会して結婚、というこの映画さながらの生き方をしているのだw。

しかしジュリエットって架空の人物だし、確かに恋はまっとうしたかもしれないけど、最終的に死んじゃう悲劇のヒロインなのに、今もなお毎日ジュリエットの生家と呼ばれる家に人々は訪れ、そして恋の悩みを相談しているということとその悩みに丁寧に答えてくれる人々がいるという事実にワタシはいたく感激した。ちゃんと言語別に担当者がいて、母国語で答えてくれるんだそうだ。ジュリエットの秘書と呼ばれる彼女たちはボランティアだがれっきとしたベロナ市に認められた職員さんである。

イタリアの美しいトスカーナ地方の風景。そしてハッピーエンディング。癒されたな~♪
こんな大恋愛とまではいかなくても良い恋愛をしたいものだわ。

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ブログん家
by who54211 | 2010-05-19 03:09 | 趣味