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タイトルは常に漢字二文字にこだわっただけの日記。  *広告目的のコメントはwho54211の判断により消去・ブロックさせていただきますのであしからず*


by who54211

健気

カナダ、というか北米では税金対策のために寄付をする人も多い。
寄付をすると「ドネーションレシート」なるものをくれて、それを確定申告のときに報告すると税金がやすくなるらしい。

ま、それ以外にもいろんなところに募金箱も置いてあるし、オンラインでの募金も盛んである。
だが、日本ではまったく見たことの無かった方法の寄付方法があるのだ。

それは、お買い物の会計時に寄付をする、というもの。
カード社会の北米では、現金を持ち歩かない人も多いので、現金を募金箱に入れる代わりにお店の方がまとめて寄付をする、というものである。

毎月のように「○○月間」というものがあるカナダ。今月はあんまり見ないのだが、4月は確かガン撲滅月間。
街のあちこちで水仙の花のピンを刺している人をよく見かけた。水仙はガン撲滅のシンボルなんだそうな。
日本の赤い羽、緑の羽募金のように、募金をするとピンをくれるのである。

さて、この前とある文房具店に行ったら、会計のときに一つのレジになぜか3人も人がいた。
しかもやたら話し込んでいる。

ワタシの順番が来て、商品をレジに通したあと、レジを打ってないふたりの女の子が

「スペシャルオリンピックスのための募金をお願いします」

と問いかけてきた。
よくよく見れば二人はノースショアエリアのスペシャルオリンピックチームのシャツを着ていて、どうやら選手のようである。

ワタシ、普通にキャッシャーの人が「こういう募金をお願いしてるんだけどどうか?」と言ってくる時は「また今度ね」と逃げるのだが、こうやって当人たちがお願いしてると弱いのである。

「いくらでもいいんです」

というので、じゃぁ$5で...と言ったら、キャッシャーのお兄ちゃんがびっくりしていた。
まぁ、大体$1〜2が相場なんだろうね。でもさ〜せっかくこうやって一生懸命活動してる人を見たら、応援したくなるじゃん??

彼女達は嬉しそうに「これで私たちがんばれます!!」と言っていた。どうやらあの文房具店はスペシャルオリンピックスのスポンサーのようである。

ボランティアをしているガールガイドでは、春と秋にクッキーを販売してユニットの活動資金に充てるのだが、このクッキーセールも、ワタシが売るよりも女の子たちが売った方が断然売れるのである。なんだろう?良心につけ込む...って言葉が悪いが、本能的に「なんとかしてあげたい」と思わせるんだろうね〜。
実はまだクッキー余っているのである。誰か買ってくれ〜〜!!!


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ブログん家




最近ボランティアで活動してる時にどうも女の子の母親、と思われてる節がある。

いや確かにお母さん達、ワタシくらいの人も多いが...。
だがしかし、ワタシは独身で子供いないのだが...。
しょうがないんだろうけど、できればお母さんじゃなくてもボランティアをしてるリーダーがいることを認識してもらいたい今日この頃である。
by who54211 | 2012-05-08 07:40 | 人間