人気ブログランキング | 話題のタグを見る

タイトルは常に漢字二文字にこだわっただけの日記。  *広告目的のコメントはwho54211の判断により消去・ブロックさせていただきますのであしからず*


by who54211

圧力

秋晴れが続くバンクーバー、週末も良く晴れている。

やっとNigelが家にいる土曜日が来た。
今日は保健師さんに紹介されたイベント、Breast Feed Challengeへ参加するため、オリンピック村があったエリアにあるコミュニティーセンターへ。

車をようやく手に入れたワタシたち。親子の移動がかなり楽になった。

さてこのイベントは、母乳育児を推進、母乳育児に対する理解を深めようというもので、11時ちょうどに全員で授乳する、というもの。どうやら北米全体で同時期にラッチオン(授乳開始)したらしい。ワタシと息子くんもなんとか参加。
ワタシは一応授乳ケープもどきで隠してたけど、白人のお母さんたちは堂々と巨乳丸出しで授乳してた。見回したら隠してるのはアジア系のお母さんばっかり。国民性が出るのねw。

ワタシは幸いに母乳がしっかり出てるので、授乳間隔が2時間おきになること以外は大して悩んだことはなかった。
母乳育児はここ数年、ものすごく推奨されている。

この前、やっぱり保健師さんに勧められて初めて近所の保健所で母子クラスに参加したのだが、新生児のお母さんの悩みは、概ね睡眠、授乳、パートナーや家族の理解不足に分けられる。
睡眠や理解は、方法を変えたり、教育したりすることができるが、母乳に関してはすごくデリケートだと思う。

母乳は出産したら数日で生産開始される。でもクラスにいたお母さんは産後すぐ赤ちゃんは手術(胃軸捻転)を受けたため授乳できず、そのまま分泌が止まってしまった。別のお母さんはなぜか片乳からしか分泌がない、かと思えば、全体に生産量が少なすぎてミルクを足さざるを得ないお母さんもいた。そうかと思うと仕事復帰や上の子供のために哺乳瓶授乳をしたくても赤ちゃんが嫌ってダメだったり、逆にミルクから母乳に戻したくても哺乳瓶を離れられない赤ちゃんで悩むお母さんもいた。

母乳の分泌に関しては、お母さんがそれを気にすれば気にするほど悪循環に陥りやすい。母乳生産はホルモンの分泌によるから、脳みそが母乳に関してストレスを受けると、出にくくなるのだ。
ワタシも授乳間隔がなかなか空かなくて、足りないのかな?と思ってた。でも、息子くんはドンドン体重増えてるし、片方から授乳してると反対からも射乳反射で滴り落ちるほど溢れてくるのを見て、「しっかり出てるんじゃん」とイメージできるようになってからは、母乳分泌に関しては悩まなくなり、順調に母乳育児ができている(と思っている)。

このイベントも確かに母乳で育てられてるお母さんたちには楽しいし、どんどん外でも授乳しようという気になるものではあったが、反対に母乳で悩んでるお母さんにとっては、こういうイベントがあること自体悲しくさせてるのかもなーと思う。

まぁ、11時一斉授乳はほんとにその瞬間、会場が静かになって興味深かったわ。

久しぶりにシナモンバンを食べられて、図書館の赤ちゃんクラスの情報も手に入れられて楽しかった。
その上
圧力_f0129786_07123351.jpg

ドアプライズでマニキュアもらった。問題はいつ使えるのか?であるw。





本当はあまり子供がたくさん集まるところに新生児を連れて歩きたくはないのだが、ワタシの鬱があっか傾向にあり、保健師さんにもお医者さんにも「子連れでいいから出かけなさい」とアドバイスされたので、出かけるようになった。
結果、ワタシに足りなかったのは交流だということがよく分かった。息子くん以外の誰か話がちゃんとできる相手と関わることが必要だったのだ。
それだけでかなりメンタルは回復した。

母子クラスでは二人のお母さんから「辛い時は手伝うから」と電話番号を交換してもらったし、寝かしつけのテクニックを教わったり、お互いに悩みを打ち明け合うだけでも負担の度合いが全然違うのだ。

もう少ししたら、予防接種だから、それさえ終われば大っぴらに出かけられるな。

明日は少しだけだけど、息子くん抜きでお出かけさせてもらうことにした。
頑張れ、Nigel。

by who54211 | 2015-10-04 07:12 | 関心