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タイトルは常に漢字二文字にこだわっただけの日記。  *広告目的のコメントはwho54211の判断により消去・ブロックさせていただきますのであしからず*


by who54211

無礼

お礼奉公という言葉をご存知だろうか?

医療系の学校、特に看護学校ではよく聞く言葉なのだが、学校を卒業した後、しばらく学校の関連の病院に勤めることである。学費が低料金だが納めてるのに、どうなんだろう・・・ということが学生のころ参加していた「医学生ゼミナール」っつう団体のなかで問題になっていた。今でもあるのかしら?准看護師の地位が低迷しつつあるので(今は正看護師を取るのが当たり前になりつつあるから)、病院が経営する学校も減少してるから大分減ったんだとは思うんのだが・・・。

この場合、問題なのは病院側が「奨学金として」提供します、と提言していないことである。
ちょっと調べてみたが、労働基準法としては、これで勤めなかったからといって法律的には違反にはならないらしい。

お礼奉公とは違うのだが、自治医大に入学するお医者さまの卵は、卒業しインターンを終了すると、地元の医療過疎地に赴いて何年間か仕事につかなくてはならない。これは各自治体が医者を育てるために奨学金を出しているという考え方に基づくからだ。なので自治医大にいる医学生の皆さんは、ドロップアウトをした時点でも学費を返納しなければいけないらしい。

ワタシが学生のころももちろん奨学金というものがあった。
リハビリテーションの専門家(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)が足らないと叫ばれて久しいが、養成学校に入るとき、病院や自治体から奨学金を出してくれることもあるのだ。この場合、その自治体にある施設や病院、もしくは奨学金を出してくれている法人の職場に就職するというのが前提条件になっていることが多い。あんまりほかの学部にはないのかしら???もちろん育英会みたいに普通に返納するタイプのものもあった。

幸か不幸か、ワタシは奨学金を受け取ることはなかった。

さて、なんで長々奨学金の話題をしたのかというと、ワタシが勤める病院の関連施設に、その奨学金をもらっていた理学療法士がいたのだが、どうやら20日付けで辞職したらしい。別に辞める分には構ったことはないのだが、この理学療法士は正職員で働いていたはずなのに、無断欠勤はするわ、「水曜と金曜は練習だから来ません」と突然断言するわ、意味不明なことでほかの職員と喧嘩するわの問題児だった。

どの程度の奨学金を法人が出していたのかは知らないけれど、やつはクビではなく依願退職したのだ。

そして奨学金はどうするのか不明・・・。上の人々もこういう事態になるとは思ってなかったらしい。
しかもコイツ、そんなことしておきながら、「じゃ~非常勤で来ますよ」とか言ってるとか言わないとか・・・。

施設側としては、正職員として名前だけでもあったから良かったのだ。(加算が取れるので儲かるのだよ)
そんな輩なんか非常勤で来てもらったって迷惑なだけなのだ。
35歳にもなってそういう空気も読めないのだろうか???

頭にきたのは、もう一箇所ワタシが言ってる病院にも「非常勤で雇ってくれませんか?」と言って来たことだ。思いっきり「ワタシは採用に反対です」と事務のヒトに言ってしまった。無断欠勤が続くだけで仕事をする上では非常に扱いづらい。

ワタシの中ではこういうヒトってどの仕事してもどうにもならないと思う。理学療法士としてどうだったのかは施設から病院に戻ってくる患者さんを診ていれば分かる。

やだな~、一緒に働くことになったら・・・。
by who54211 | 2007-03-24 16:56 | 仕事