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タイトルは常に漢字二文字にこだわっただけの日記。  *広告目的のコメントはwho54211の判断により消去・ブロックさせていただきますのであしからず*


by who54211

嫌悪

バンクーバーは日本語のサービスが充実していることと、カナダにしては非常に温暖な気候のため、日本人留学生のみならず、ワーキングホリデーで滞在する人も毎年たくさんいる。
加えてオリンピック効果か、ここ数年のワーキングホリデーの応募者は、すぐに埋まってしまうらしい。

ワーキングホリデービザとそのビザで訪れる人たちのことを「ワーホリ」と呼ぶ。

ワタシはこのワーホリのシステムそのものはいいものだと思っている。ワタシ自身は利用する機会に恵まれずにもうリミットの年齢になってしまうが、フルに活用してワーホリ協定を結んでいる各国をめぐるのもまた人生の経験としてはプラスになると思っている。

さて、そんなワーホリの人たちが溢れるバンクーバー、彼らの就職探しというのは基本的にカナディアンのバイト探しと同じ。英語能力やカナダでの教育経験、カナダで有効な資格、さらにカナダ以外での労働経験などが採用の条件となることが多い。
加えて言えば、日本人なんだから日本語がしゃべれるということも大きなメリットになることが多い。

でも、ワーホリで来ている人達のなかには、「せっかくカナダに来たんだから」と自らを英語環境に置くために、日本語がしゃべれる、ということをあまり利用しない人も少なくない。その考えはけして間違っていないと思う。オリンピック効果で、景気そのものはよくはないが、人材不足の昨今、そういう人たちの需要は割と豊富にあるからだ。

あくまでも、それはワーホリの人たちの話。

実際にこちらで正規雇用で働こうとしている立場のワタシは、日本人であり、日本語がしゃべれる、ということは最大の武器だと思っている。ゆえに労働環境は英語よりは日本語のほうが就職に有利だと考えている(ワタシの職種に当てはまるところは、ほとんど・・・というか一か所しか思い浮かばないが)。

去年、一緒にTOEFLの勉強をして、無事にこっちの大学院に進学した日本人の子が、まもなくインターンシップ(研修・・・というか見習雇用)に入るのだが、「もう日系の企業でもいいか、と思っている」とブログにコメントしていた。

この人は、移民することを見据えてのインターンだ。
だったら日系の企業のほうが、いろんな意味で需要も高くて、その後のワークビザの取得もやりやすいんじゃないのかなぁ?とそのコメントを見て考えてみた。

でもやっぱりせっかくカナダの大学院まで進学して、そこの教授に推薦状なんかも書いてもらえるのに、日系企業に就職、となるとなんとなく安全パイを選んだ感は否めないかもなぁ・・・。
確か経済関係の勉強をしてた子だと思うのだが・・・。研修先を探すのも大変なんだね。

・・・ってワタシはこの先どうなるのだろう???
とりあえず3月に実習なんだけど、先は長いようでそうじゃないような気もする・・・。4月からはワタシもインターンシップが半年あるのだ・・・。

いやいや、まずは今回のレポートとプレゼンテーションをどうにかしなければ。
by who54211 | 2008-10-22 15:04 | 人間