タイトルは常に漢字二文字にこだわっただけの日記。  *広告目的のコメントはwho54211の判断により消去・ブロックさせていただきますのであしからず*


by who54211

初雪

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朝起きたときは雨だったのだが、出かけるときには完全に雪だった・・・。
バスとスカイトレインが動いてくれてることを祈りつつ、滑らないように通学である。

実技のほうに不安を覚えていたので、クラスそのものは12:30からなのに、ここんとこずっと9時過ぎには家を出て、授業前にひたすらヘンリーと格闘していた。それも今日で最後。今日がペーパーテストと残った技術のテストだったのだ。

で、技術テストの最後の課題は、人工肛門の処置と、尿道カテーテルのケアである。

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実際はこの黄色いカテーテルをヘンリーにきちんと挿入(挿入そのものはナースの仕事)した状態で、カテーテルの掃除、排尿記録(色とか不純物の有無、あと量)、そしてバッグ交換までがカナダではヘルパーさんの仕事のようだ。

理学療法士として働いていたくせに、ワタシは↑のタイプのカテーテルとバッグしか見たことがなかった。

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これは男性にしか使えないが、排尿コントロールができないが、おむつ対応したくない患者さんに使うのだそうだ(尿道カテーテルは膀胱括約筋を弛緩することができない人に使う)。コンドームカテーテルというらしい。これはヘルパーさんが装着させる。

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そしてこれはレッグバッグ。カナダでは病院だろうが施設だろうが、でっかい蓄尿バッグをぶら下げることは患者さんの意に沿わない、ということで昼間の活動時間は基本的にこっちに付け替えるのだそうだ。
なんだよ~こんな便利なもんがあるなら日本の病院でも使ってくれよ~と思った瞬間である。何度がこのでっかいバッグのせいで患者さんの尿道カテーテルを抜きかけたことがある(まぁワタシの不注意なんだけども・・・)。

日本ではこのレッグバッグ、どうも在宅、しかも仕事をしてるような活動が活発な人にしか勧めないようだ(だから見たことがなかったんだわ、と自分を慰める)。
もう一つ、日本の病院や施設でレッグバッグを使わないのには理由があって、尿路感染症を防ぐためでもある。
カナダでも州によっては、この蓄尿バッグはレッグバッグも含め、使い捨てすることもあるが、ワタシの暮らすBC州ではコストがかかるため洗って使いまわすのだそうだ。
日本でもレッグバッグと普通の蓄尿バッグ両方使っている人は、使いまわすのが普通のようだ。ただ、病院では感染症の原因を作ってはいけないという理由から、おそらくこの付け替え作業をしないのだと思う。もちろんコストがかかるというのも大いに関係してると思うが。

そういう意味ではほんとに患者さんの選択肢を狭くしてるよな~と思った。きっとほとんどの尿道カテーテルの患者さんは、レッグバッグの存在を教えてもらってないんじゃなかろうか?

まぁ、なんとかこの尿道カテーテルのケアも合格したからいんだけどさ。
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Commented by akicosmosA at 2008-12-14 08:39
whoさんいろいろなお勉強すごく大変ですね。
実技は大切なことだからなおさら神経つかうでしょう。
ヘンリーは青い目なんですね(笑)
今日のお話の器具・・・患者さんにとってはこっちがいいのかしら。
日本ではいろいろなことを自分で調べないと医学のことは分からないことが多いような気がします。
それにしてもストレスがたまりそうなお勉強ばかりですね。
バンクーバーの風景は良いけれどとサンタパレードは
ほのぼのになれないね(笑)
Commented by who54211 at 2008-12-14 16:38
>akicosmosAさま
ワタシはまだ大学で日本語でこの範囲のことを勉強してきてるので、そこまで大変だとは思わなかったです。知識が母国語であるのとないのとだと相当違うと思いますよ。実技のテストについてはちょっと思うところがあるので、少し落ち着いたらUpしようと思います。いろいろあった一か月でした。
日本ではインフォームドコンセントもセカンドオピニオンもそんなに知られたものではないのですよ。患者さんが賢くなる必要があると思いますが、専門家にかかってるのに何をいまさら・・・とも思うのが正直なところですよね。
サンタパレードは楽しかったですよ~。小さい子が大騒ぎしてるのはやっぱり見てて気持ちいいです。
by who54211 | 2008-12-13 16:27 | 報告 | Comments(2)